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機械加工により厚みを0.5mmまで薄くしており、平面研磨もできます。機械加工ですので金型で製造するよりもはるかに寸法精度は出ます
多孔質(ポーラス)焼結金属を限界まで薄くしてみました。多孔質(ポーラス)焼結金属業界では機械加工を施すと目詰まりを起こし、フィルターとしての役目を果たさなくなるので、タブーとされてきました。しかし、金型での製作は困難を極め多孔質(ポーラス)焼結金属の限界を感じておりました。この技術により多孔質(ポーラス)焼結金属の壁が取り払われ、金型では不可能だった形状でも製造可能になりました。
全面が連通気孔な3次元多孔質焼結金属
通常、複雑（3次元的）な形状を製作しようとすれば、二次加工（機械加工、ワイヤーカットなど）による形状出しが一般的ですが、それでは多孔質体の特徴である気孔が目詰まり（減少）を起こしてしまいます。 焼結.comでは二次加工なしでの複雑（3次元）形状の製作にもトライ致します。多孔質体の性能は製作工程に大きく依存します。粒度、気孔径、密度、気孔率、寸法形状だけでは多くの場合、多孔質体の性能は発揮できません。 多孔質体の製法には種々あり、適材適所の製作工程を選択しなければなりません。
焼結金属
金属粉を押し固め、炉で加熱し金属粉同士を結合させた粉末治金製品です。 １．原材粉末は銅系、鉄系、鉄銅系、アルミ、ステンレスなど用途によって選べます。 ２．焼結材のポーラスに油を含浸させると、自己給油を行うすべり軸受けになります。 ３．歯車、カップリング、スプロケットなど連続的に圧粉成形を行い、切削加工を必要としないので、コストメリットが期待できます。精密ギアとして外形３の小さなものまで量産可能です。 ４．中国での生産、ご提供も可能です。
